残響 時のメロディー

残響 時のメロディー

愛宕山に設置された装置から1日3回、パイプオルガンのような音色の音楽が流れ、時を告げる。

音階の異なるサイレンを組み合わせて曲を奏でる「ミュージックサイレン」だ。

この装置は1950年戦時中の空襲警報を思い起こされるサイレンではなくメロディーで時刻を知らせようとヤマハの前身・日本楽器製造が発売した。事業を引き継いだヤマハファインテックによると、金属製ドラム内部の羽根が高速回転し開閉式の穴から圧縮された空気が放出されて音が鳴る仕組みで音量が大きく遠くまで聞こえるのが特徴。

条件がよければ半径5キロほどまで響く。

最盛期には約200台が全国の役所や学校などで活躍したが大音量への苦情や時計の普及で時報の必要性が薄れてきたことなどから徐々に姿を消し、98年には生産が終了。

メーカーの修理対応も2016年夏に終わり現在稼働しているのは八幡浜市のものを含め国内でわずか6台という。

 

午前6時「八幡浜漁港の唄」

正午「みかんの花咲く丘」

午後6時「夕焼小焼」

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