2018/10/19
※このイベントは終了しました。
「農業遺産」とは、その土地で脈々と受け継がれてきた独自性のある農産水産業と、それに関わって育まれた文化や環境、生物多様性などが一体となった、将来に残したい農林水産業システムの認定制度。
日本で、世界で広まる中、愛媛県の南予地域の柑橘農業システムで、この「農業遺産」認定を目指そうという動きが強まっています。
折りしも7月の豪雨災害で大きなダメージを受けた南予地域の柑橘業ですが、これまでにもこのような災害から復興し、その度に工夫を凝らしながら続いてきた歴史があります。
更に「農業遺産」に認定されることで、これからも柑橘業を続けていく後押しになり、地域に誇りを持って暮らすことができるのではないでしょうか。
今回、その「農業遺産」認定を目指す活動の一環として、みなっとでも巡回展「みかん博物館(ミュージアム)」が開催されることになり、15日から24日までの毎日、9時から18時まで、みなと交流館前の特設テントで展示を行います。
みなっとから見える対岸の向灘地区の、”天に至る”みかんの段々畑は「四国八十八景」にも選ばれた美しい景色。
これから益々色づいてくるその景色をバックに、南予地域の柑橘の歴史やそれに纏わる生活文化などを、市内外の方に知っていただければと思います。
日時:平成30年10月15日(月)?24日(水)9:00?18:00
会場:道の駅みなっと みなと交流館前特設テント
★どなたでも自由に見学していただけます★