八幡浜郷土企画展「建築家 松村正恒」

2013/06/23

八幡浜郷土企画展 日土小学校国重要文化財指定記念 建築家 松村正恒

 

平成24(2012)年12月28日、日土小学校が国重要文化財に指定されました。昭和31(1956)年と33(1958)年に建てられ、いまも現役の中校舎・東校舎は、合理的な構造と計画、優れた意匠により豊かな空間を作り出した木造モダニズム建築の傑作として高く評価されています。
この校舎を設計した松村正恒は、当時八幡浜市役所に勤務し、市内外の学校や公共施設等を手がけました。新しい社会や時代のあるべき姿を求め、使用者の視点でその地そのときにふさわしい建物を作るため試行錯誤を重ねた松村の作品は、戦後の八幡浜に新たな息吹をもたらしました。
本展では、八幡浜市に現存する設計図や古写真、その他関連資料から、これまであたりまえに存在し、時に失われていった作品群を改めて見つめ、八幡浜の歩みの中での松村正恒とその足跡を紹介します。

 

□八幡浜郷土企画展

日 時:平成25年7月20日(土)〜9月1日(日) 10時?18時

場 所:八幡浜市民ギャラリー 八幡浜市本町60- 1 八幡浜市立市民図書館の展示室

休館日:毎週月曜日、8月2日(金)

主 催:八幡浜市、八幡浜市教育委員会

料 金:入場無料

 

□記念講演+夏の建築学校2013

日 時:平成25年8月4日(日)13:00受付、13:30会館

場 所:八幡浜市文化会館ゆめみかん 大ホール 八幡浜市保内町宮内1-118

内 容:第1部 基調講演
講師:鈴木博之氏(青山学院大学教授、元日土小学校保存再生特別委員会委員長)
第2部 パネルディスカッション
「使い継ぐ文化財日土小学校からみる、学校建築の過去・現在・未来」
パネリスト:鈴木博之氏、長尾充氏(文化庁文化財部主任文化財調査官)、
工藤和美氏(シーラカンスK&H代表取締役、東洋大学教授)
司   会:曲田清維氏(愛媛大学教授)、
花田佳明氏(神戸芸術工科大学教授)

 

□日土小学校見学会

日 時:8月4日、11日、18日、の各日曜日 9時〜16時

場 所:日土小学校 八幡浜市日土町

 

□展示解説

場 所:八幡浜市民ギャラリー 八幡浜市本町60- 1 八幡浜市立市民図書館の展示室

日 時:7月27日(土)、8月10日(土)、24日(土) 14:00〜

会 場:市民ギャラリー 展示室

 

□港町八幡浜「町並みウォッチング」

参加者の希望に合わせて、お好きな時間、港町八幡浜の町並みをご案内します。

開催日:7月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)

受 付:10:30〜15:00  八幡浜市立市民図書館 会場入口特設ブースにて

案内人:八幡濱みてみん會

 

□日土小学校記念切手販売

展覧会・講演会・見学会会場・県内郵便局(南予)にて取扱い(平成25年7月19日から)

 

(下記画像をクリックいただきますと、PDFデータが開き、印刷することが可能です)

松村展チラシ